トレーニングが目的じゃないなら、サイクルコンピュータがなくてもなんとかなる。
要らないと判断した理由
- そもそも細かくケイデンスを管理できない
ギアが2×6段の上、ダブルレバー式なので細かいギアチェンジができません。
さらには、回すペダリングより踏むペダリングが好きです。これは他のロードに乗ったことがないからかもしれません。
ケイデンスやワット数を管理した走りがしたいのであればサイコンは必須だと思います。ですが、体力の問題や、私のように機材の問題や、ルートに問題やらあり、サイコンを生かせない理由があるなら、
「サイコンを見なくても済む。ずっと景色を眺めて走れるぞ!」
と喜んでもいいと思います。
区間のタイムを競える Strava がお気に入り。
Running and Cycling GPS Tracker, Performance Analytics, Maps, Clubs and Competition | Strava
ようやく最近、近くを走っている方をフォローできて、その方と同じ区間の KOM (King of Mountain = 山岳賞)を奪い合っているのがとても楽しい。
(参考になる記事 GARMINユーザーに超オススメの走行履歴管理サイト「Strava」 - 自転車初心者のロードバイク・クロスバイク改造記)
ではサイコン無しでどうしているか
たとえば坂で攻めた登り方をしたいとき、感覚だけで登っているかというとそうではないです。
やっぱり速度とケイデンスを意識しています。
- まずケイデンス別速度早見表を作った
各ギアのケイデンス別でどれくらい速度が出るか分かるグラフです。
私はこれを Strava のセグメント(タイムを競う区間)で上位を目指すときにしか使ってないです。順位表から必要な平均時速を知って、使うギアと目標ケイデンスを覚えておくだけです。
この画像の順位表からいうと、今より上位に食い込むには平均時速20km/hを以上出す必要があるので、早見表でみて 「フロントインナーギア(40T)×リア下から三番目(20T) をケイデンス80で維持すれば20.21km/h出る」 のでこれを目標にします。
- ケイデンス(ペダルの回転数)の目安は歌で
問題はケイデンスです。
これはもう歌しかないです。弱虫ペダルの小野田くんのように「ヒメヒメ」歌ってもいいと思いますが、とりあえず頭の中で歌ってます。
耳に残る歌とかがオススメで、ジブリのポニョの歌あたりはケイデンス55あたりに相当します。
使用例としてはキツい坂で、
「(ポーニョ…ポーニョ…ポ…ニョ…さかなの…子…)」とテンポが遅くなってきたら
「(あ、ケイデンス落ちてるな。50切ってるかもな)」となります。
ざっくりと気付ける程度ですが、割と速度維持に効果あります。
テンポは原曲に合わせず、自分なりの再現しやすいテンポに合わしてしまう方がよいです。
ちなみに、私のケイデンス80ソングは「はたらくくるま」で、ケイデンス90ソングは「君は薔薇より美しい」です。
まとめ
今の時代、どうせサイコンで数値管理した走りをするなら、パワーメーターでワット数まで見ながら走りたいと思うんだよね。
でもそんなトレーニングっぽいやり方に楽しみを見いだしていないなら、いっそのこと何も付けない方が楽しく走れるんじゃないのかな、と。
なんて、予算が有り余っていれば全く違うことを言っただろうと思いながら書きました。