nakamuraの「今日も登った」

鳥取県大山、こんなにも自転車を楽しめる場所に住んでいたなんて

ロードバイクのやる気を出すために読んだ漫画 弱虫ペダル / のりりん

漫画のレビューなどは出来ない。

漫画の影響でロードに乗り始めたのでなく、漫画の影響を利用しようと読み始めたよ、自転車→漫画の順番だよ、ということをいつかどこかの誰かにアピールしたいためだけに書いてます。


私は漫画から多くの影響を受けやすいので自転車では意図的に影響を受けようと、何か自転車の漫画を買おうと決めてました。いつかモチベーションが下がったときに、読めば私もやる気が出る、そんな漫画があるはずだ。

実用情報なんか要らない、やる気だけが欲しいんだ!

まずはシャカリキ

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知っている自転車漫画はこれだけでした シャカリキ 、昔かなり熱中して読んだ記憶があります。作者の曽田正人さんは、私が自然と名前を覚えた数少ない漫画家さんの内の一人。はじめに読んだ作品がシャカリキで、知らず知らずと手に取った漫画が全部同じ作者で驚いたことを覚えています。

読み直してみるとムチャクチャなところが目に付く。でもやっぱり坂好きなテルは好きだし、ダブルレバーが同じだし、手術後の一番坂再挑戦の話はいいなー。

とりあえず手術前後のストーリーを収めた文庫本版4巻を入手した。

シャカリキ! (4) (小学館文庫 (そB-15))

シャカリキ! (4) (小学館文庫 (そB-15))

でも懐かしい気持ちばかりが盛り上がる、もっとやる気を喚起してくれる漫画無いか。

連載中の漫画があった

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さすが自転車が流行してる時代、連載中な漫画があるんだね 弱虫ペダル 。どストライクだった。「坂好きの主人公」「部活設定」この二つでいけると購読を決定。

30才を越えてから初めて本気で運動を始めた私は、高校の時からもっと本気で取り組んでいれば…と後悔することがあるのです。基礎体力がついたとか技術の身に付き易さという意味でなく、打ち込むという経験への憧れです。

スポーツとは、なりふり構わず打ち込み全力を出すという、ある意味恥ずかしい行為(そうとらえていた)を全て受け止められる素晴らしいものである。今、自転車に乗っていて初めて気付いたのです。同時に今まで全力を出したことが無かったことにも気付き、部活という絶好の機会を逃したことを後悔しているのです。

今は30才を越えたことで、逆に恥ずかしさなど二の次にしていますが、高校生のときにしかできない感じ方はもう二度と得られない。
弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)
ということで、部活という設定には惹かれるものがある。熱いやる気を出したい時に読んでます。

やけにレビューが気になる漫画もあった

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検索すれば漫画のレビューがたくさん読める時代。ちょうどその時コミック発売時期だったのだろう、次から次にレビューが検索結果に現われた漫画が のりりん

主人公が「自転車乗ってるヤツが嫌いなんです」と長い口上を述べるシーンが目についた。とりあえず一冊買ってみよう。

まず物語の中で語ろうとしている安全意識の高さへ共感した。そして何より気に入ったのは、登場人物全員が各々のパターンで自転車を楽しもうとしている感覚(そうなるだろうと予想させる展開)に満ちていたこと。それを全部見たくなった。購読を決定。
コミックの発刊ペースも遅くて、懐もいたまないし。

のりりん(1)

のりりん(1)

のりりん(2)

のりりん(2)

自転車って楽しいよな、と再確認できて普段から自転車に乗りたくなります。

でやる気維持して自転車乗ってる

以上の漫画をお供にロードバイクに乗り始めてから一年弱経ちましたが、飽きずに乗っています。

まあ漫画だけでなく、*鳥取県というロケーションが大きい要因な気もしますが…とにかく漫画読んでやる気出してます。

走る道を探すには苦労しませんし、なんせ自宅からすぐそこが山です。街中を走る危険は都会と同じように感じますが、ちょっと走れば通り過ぎて農道を快走できます。距離を稼ぐのにはもってこいのロケーション。地元のサイクルイベントにも満足してる。

大山を一直線に登る ~ツールド大山リベンジ~

2012年5月に開催された第17回ツールド大山。ツールド大山完走 - nakamuraの「今日も登った」

完走はしたもののラスト3kmの坂で力尽きて途中から歩いてしまったことが心残りで、いつかリベンジせんと着々と準備していた。
そんな時に期せずして同じコース(県道158号線)を走ろうとしていたi氏に誘われ、さらにこの暑さの中13時スタートという提案も受け入れて決行!

目標「足はついても押して歩かない」

結果は、

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リベンジ成功!

ゴールまで残り1kmを過ぎた頃から、ケイデンスは30まで落ちて時速は6kmくらい。
「あと一段!あと一段だけ下のギアを!」と何かに願い祈り恨みながらもひたすら漕ぐ漕ぐ。

ペダルが重い。
ダンシングを12回、座って5回。
重い。
ツライ。
座るとヤバイ。
汗が。
汗が。
木陰が続くことだけが救い。
ダンシング35回いってみよう。
心拍余裕。
でも重い。
あそこ少し勾配ゆるむぞ。
まだいける。
あの先ゴール見えるんじゃないか!?
漕げる、漕げる。
これ越えたらゴール見える。
まだいける。
ゴール見えたらいける。
いける。

よしゴールが見え…ない!まじか!

だめだ。

力尽き、自転車を停め路肩で休憩。残りは300mくらいだろうか、登っている158号線とゴール近くで交わる24号線との三叉路が見える。もう少しでゴールだ。
振り返ってみるが、少し遅れてスタートしたi氏の姿はまだ見えない。いつも通り淡々と登っているのだろう。

そしてリスタート。
もう目標を捉えたので一気に大山博労座駐車場まで登り、ゴール!

感想とその他写真、来年のツールド大山へ向けて

  • フレッシュな足で挑んでこの結果なので、やはりギアの交換を意識させられた。40-52のフロントを38-50あたりに換装したら、ケイデンス50を維持できないかなー。
  • 登ったという経験は大きい、この経験は必ず今後に生きる。
  • i氏は歩いてしまったようだが、ツールド大山参加時よりも登れたらしい。「途中で諦めて下るかもしれん」と言っておきながらいつも登りきるのはすごい。ミニベロだし。
  • 今回のコースは木陰が続きかなり楽だった、これがずっと日差し浴びてたら相当消耗するだろうな。

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今回登った坂は、ツールド大山2012で採用された迂回コース(通行止めのため変更された)なのだけど、上の写真の通り案内のペイントがあった。
正式コースに採用されたのかもしれない!来年のツールド大山でも走れるなら本当のリベンジはその時だな。

ツールド大山に関するその他の投稿>

ツールド大山2012コース 単独走への備え - nakamuraの「今日も登った」
ツールド大山の難所を経験 - nakamuraの「今日も登った」
ツールド大山の道路表示 - nakamuraの「今日も登った」
ツールド大山完走 - nakamuraの「今日も登った」

このクロモリは古きよきままに

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12段変速ダブルレバー式の懐かしきクロモリロードレーサー。
( メーカーはTSUNODA おそらくモデル名は my wave )

一年前くらいに友人から譲ってもらい今日まで乗ってきた。

登り好きが選ぶ自転車ではないことは分かった。登れない坂もあった、でもその坂はこの自転車でこそ克服したい。

長く付き合っていきたいね。

(あまりいじれないようだけど、せめてコンパクトクランク化くらいできると助かるなー。)

坂が好きなわけ

「なんで坂が好きなの?」

先日友人に不意に聞かれたのだけど、…ホントなんで坂が好きなんだろう?

その時は上手く答えられなかったので改めて考えてみよう。

考えられる理由を挙げてみる。

理由1 トラブルが好き
トラブル対処=過去の経験だけを頼りに瞬間的に判断する作業、これが非常に心地良い。
好きなワード「その場の判断」「反射神経」
(反面、計画的な行動は苦手である)

坂がトラブルと言えるのか微妙だけど、出会ってワクワクするのが似てるんだよね。


理由2 追い込まれるのが好き
失敗するかもしれないという状況に燃える。例えば登坂なら足をついてしまうとか、スピードが落ちてしまうことが失敗だとすると、そういうことが起こりやすいし想定もしやすいから。

登れないかも知れないとか、登るのツラそう!とか、坂をみてワクワクする理由はこれだと思う。


理由3 身体の使い方を研究するのが好き
フォームの意味などを理解して、スムーズな動きを実践するのが楽しい。好きなワード「重心移動」「関節の可動域」「呼吸」

登坂はシッティングとダンシングを使い分けるなど、様々な身体の使い方を駆使できる運動であるように思う。


大体このあたりが坂が好きな理由かな。

また今度、平地嫌いを克服する方法を考えてみよう。

パンク修理の練習してみた。

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前に交換した古いチューブでパンク修理の練習。

パッチのオレンジ部分に小さなコブが見える。接着が甘く空気が漏れたんだろう。
案の定すぐ穴が開いてプシュー!

スネークバイトの二つ穴を、この小さなパッチでふさぐのは無理があったな。

筋肉痛過ぎれば ツラさも忘れる

ペダルを漕ぎたいと脚がうずいてます。

5/20 ツールド大山
6/10 鳥取サイクルマラソン

とこなして参りました。さあもう次が楽しみでしょうがないのですが、7月参加できそうなイベントは
7/22 飯南ヒルクライム2012 〆6/29
7/29 スーパーメディオフォンド 津黒高原ステージ ロングコース 岡山サイクルスポーツ協議会 〆7/20 定員200名
と候補が二つあるのです。

さてさてどんなコースなのかと、ルートラボでマップを作ってみました。

飯南ヒルクライム2012 距離13km、平均勾配7.3%、獲得標高700m弱
(高低表などは画像クリック先のルートラボで表示)

スーパーメディオフォンド 津黒高原ステージ ロングコース 距離120km弱、平均勾配5.3%、獲得標高2800m弱
(高低表などは画像クリック先のルートラボで表示)

飯南ヒルクライムヒルクライム大山と同等、スーパーメディオフォンドは鳥取サイクルマラソンより登りが多い感じかな。どちらも挑戦するのにちょうど良い気がする。


前回イベントに参加された方のブログなどを読んでみたところ、スーパーメディオフォンド津黒高原はツールド大山よりキツかったらしい。でも今年はコース変更してるようなので完走は狙えそう。

さあどっちに出ようかな。今年はヒルクライム大山(10/21)に日程が合わず出場できないので、飯南ヒルクライムという手も。はたまた少しレベルを上げてスーパーメディオフォンドに挑戦するのもいいな。
想像しておかなきゃいけないのは暑い時期になるということだよね。まだ真夏に長距離走行したことないから、どれだけ水分補給するかわからない。

同じように参加を検討している rabbits のメンバーはどうするのかな。

鳥取サイクルマラソン完走!

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(疲れすぎて構図を考える余裕もないの図)
ロングコース120kmを5時間50分でした。

いやーツラかった!
相変わらず脚はつるし、途中ホントに嫌になったね。

でも今回は、最後までダンシング出来たし、余力あるし、成長していると思う。

坂の途中で脚がつって休んでる所に、声を掛けてくれたり、補給食を渡そうと止まってくれる方がいたり、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。

スタッフの皆さんもありがとうございました。なんだか妙にアットホームで良かったです。


「足がつる対策メモ」

ツールド大山80kmの50km地点、鳥取サイクルマラソン120kmの65km地点
主にダンシングができなくなる。筋肉が弛緩しなくなるため、膝を伸ばした状態(または爪先立ちの状態)から戻れなくなる。

予想される原因
○何らかの補給不足(水分・バナナ・梅干)
○同じ筋肉の使いすぎ

考察
水分不足は可能性あり、あまり水分補給しなくてもいけるという過信がある。
サイクルマラソンでは60kmで1リットルずつ、計2リットルのスポーツドリンク(2倍希釈)を消費。
カリウム不足を補おうとバナナを積極的に補給していた。
塩分補給が目的の梅干だが、一番効果を感じるのがこれ。補給後の回復感が大きい。

まだ検証が足りないが要因としては大きそうなので、もっと積極的に補給することにする。

筋肉の使い方にも問題がありそう。
・ふくらはぎが常に緊張状態であった。
・基本的にシッティングで走行しているので大腿筋を休めていない。
・ノーマルクランクゆえの大きい負荷。
足が攣った後、引き足の意識を強めてふくらはぎを休ませる。(実践したのは下死点で靴底をするイメージと上死点で前に蹴り出すイメージ。)これは効果大。

ダメージが無いうちから引き足の意識を持つこと、積極的に休むダンシングをすることにする。
クランクはコンパクト換装を検討、新車を買う際にはコンパクトを選ぶ。

まとめ
今回のサイクルマラソンでは、終盤にはしっかりダンシングできるまで回復していた。
攣っている中でダンシングを行い筋肉をほぐしたこと、梅干の補給、の二点が効果あったと実感している。
今後は「序盤から使う筋肉を分散させること」と「積極的補給」を実践して検証をつづける。